おちゃ

サガン -悲しみよ こんにちは-のおちゃのレビュー・感想・評価

3.0
カジノとかヤクに浪費しまくるところとか、常に仲間と暮らす生活は共感できなかったけれど、彼女が感じていた孤独さと自由に対する執着ともいえる熱望にはとてつもなく共感できる。相反するようでもあるが、コインの表裏のように思えた。最後、友達が旅に出る前のサガンの表情が狂おしいほど悲しくて、忘れられない。あれだけ多くの人を巻き込んで波乱の人生を送ったのに、死は彼女だけの出来事となり、ひとりで背負った。
作品読んでみたいな

自由を定義したら、それは自由ではない。
波乱に満ちた人生をどう清算するわけ?清算しないわ。計算は苦手。
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