サガン -悲しみよ こんにちは-の作品情報・感想・評価

「サガン -悲しみよ こんにちは-」に投稿された感想・評価

mimi

mimiの感想・評価

4.0
フランスの退廃的な、荒んだ雰囲気が好きな人なら、この作品も好きなはず。

彼女がわずか18歳の時に書いた『悲しみよこんにちは』を読み終えてからのレビュー。
映画のサガンの自由奔放さと、『悲しみよこんにちは』の主人公セシルがかぶって見える。

自身の体験が混ざっているのかと思うくらい、自由を愛し、後先を考えないセシルと父親と、映画で描かれるサガンの人生がそっくり。
映画だけでなく小説も読むと、両方ともより深く楽しめる作品。

セシルはシリルのことは愛せなかった(と後に気付く)が、サガンは一度でも誰かを心底愛せたのだろうか。

年老いた彼女は、年を重ねてもなお最後の最後まで我を通す、彼女らしい人生の幕の閉じ方だった。
筆の速さから天才と言われ、毒親に蝕まれたサガンに同情せざるを得ない。どんな才能も孤独には勝てないのかもしれないし、この人は今生きていたらこの時より遥かに…と思いを馳せてしまった。
yukko846

yukko846の感想・評価

3.3
サガンって結局読んだことないや。よほどの天才なんだろうな。早速読んでみよ。
終焉の ほほえみこそが 探してた 悲しみからの 解ける鎖か

(えん→多くの縁と→金に群がる僕と→愛に飢え→薬のシーンはもっとリアルであって欲しかったけど→ラストの表情が全て→あんな表情が好き→全体的には楽しんだ人生→海にふたり→秋)
むー

むーの感想・評価

5.0
サガンそのものだった。
サガンが人生を転げ落ちる様はとても辛かった。
サガンが有名になってから彼女を取り巻く人間は、彼女自身ではなく彼女の人気やお金に興味がある。
それは自分の悪くなってく状況と去ってく人間を見て気がつく。
彼女は本物の愛や友情を追い求めるがなかなか手に入らない。そしていつも自暴自棄な感じがある。根が純粋だからこそ、そうなるんだとおもう。
(自分自身が変わらないから集まる人間も変わらない。同じことの繰り返しで状況は悪くなる一方。そのことに気づかないのか?それとも気づいてて変われないのか?)
いいときもわるいときもそばにいた友達は、相手にとって自分は恋愛対象じゃなくきっと本物の友情だった、しかし彼女はかなしげだった。

彼女の人生は激しくて純粋すぎる。うまくいえないけど個人的にときどき観たくなるそんな映画。
M

Mの感想・評価

3.7
知性と物憂さと孤独・・

18歳で作家デビュー
育ちの良さといくつもの恋愛、煙草とウイスキーを愉しみ、アルコールとギャンブルに乱れ、そしてドラッグと・・

孤独な人生…いいえ、、、自由にあるがままに…

気持ちがたゆたうよりずっと愛に生きているサガンが、これでもかと言うほど映し出されていました。

サガンを演じたシルヴィー・テステューの18歳の希望に満ちたキュートな笑顔を観てると笑顔になるし、69歳の手に入れたもの全部を失ってしまう晩年の姿は、別人のように声のトーンも変わって、陰りある瞳に悲しみが滲み出ているようにもうつりました。

彼女の演技力の素晴らしさ、凄いですね!

ブロンドのショートスタイル
マスキュリンな無造作な格好良さの知的ファッションは学びがいっぱい。
春男

春男の感想・評価

5.0
すごい好き。
偉大な映画であり、偉大なサガンの人生。

わたしはサガンが好きだけれどやはり実際に見たことはないし見ることはできないから、この映画はとてもありがたいというか、興味深かった。
音楽も素敵。

サガンの根には愛がある。
ただそれは文学や大地や自然に対して家族に対して、自然にサガンに集まる人に対しても愛はあったのだけれどもお金と名声を手に入れて自分でも愛に盲目になってしまう。
人がたくさん集まっているのに感じさせるサガンの根底にある孤独。音楽が静かであんまり派手に遊んでいる印象はなかったけれど、莫大なお金を手にし使っているのはなんとなく。

わたしは「服は着るけど選ぶのは苦手」というサガンだけれど、選ぶ服は私からみて魅力的でお洒落なものばかり。

きっとなにもかも愛していたし、愛していたい。そして孤独というものを誰よりも恐れていながら誰よりも望んでいる。


"嫌い"という感情を抱かれることを
あまり受け入れたくない。愛以外のことは。

最後の終わり方好きだった。
息子とのないようなシーンにしたのも素敵。

監督さん、女性なのですね。
サガンの人生を美化したという見方もできるのかもしれないけれど、きっとサガンというは人に魅力を感じていなければこの映画は作れない。


わたしはこれからもサガンを読み続ける。
ただ、手に入れずらいです、本当に。笑
rumrum

rumrumの感想・評価

3.0
ジーンセバーグのなんかを観て観た。
サガンの伝記。
良かった。
午後

午後の感想・評価

3.0
展開と映像のテンポが速くて、ダイジェストかと思った。ずっと予告編を見せられてるみたいで忙しない。サガンは好き。彼女の人生を無理に2時間の映画にしようとしてもうまくいかないという事実になんだか勇気づけられる。
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