Seika

サガン -悲しみよ こんにちは-のSeikaのレビュー・感想・評価

4.5
自由を定義してしまったら自由ではない

印象的な言葉がたくさんでてきた
私が憧れる自由さはそれかもしれない。

フランソワーズ・サガン
この時代とかこれ以前の時代の文豪家って日本もそうだと思うけど、波乱万丈な人生を送ってる人が多いんだなあって

だからこそ、後世にまで作品は伝わるのだと思う。
現在のそういう世界って変に出る杭は叩かれちゃうからね、日本は特に。
昔の時代の方がその部分はよかったんだろうなって思う。
その人の人生なのだから。
まあ、メディアの干渉に怯み、ファンのご機嫌ばっか伺ってるようじゃその程度の人間なんだろうなって。後世までは残らないでしょうね。

結局、サガンは色々な人に愛されてた
その愛を本人は感じられなかった。だから孤独だった。

ところどころ流れるメインテーマの曲がより悲愴感漂わせて、物哀しさを煽るけれどどこか、綺麗で。サガンの言葉の使い方と似てるなってとっても印象的だった。
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