ねじまき

サインのねじまきのレビュー・感想・評価

サイン(2002年製作の映画)
-
監督が意図しているものとは違う意味でツボでした。シャマラン作品って世間一般とは根本的にずれているわけで。それが大きな魅力であり独特の味なのだけれど、自分にはそれがことごとく笑えてしまうのです。世界の終わりを前にした家族の食卓。泣きながら食事をする父親。この作品では、そのシーンが面白くてしょうがない。子供の言葉に癇癪を起こし、怒り泣きでマッシュポテトをほうばる父、メルギブソン。そのあまりの姿に感極まって涙を流す子供たちとホアキンフェニックス。ポテトで一杯の口をモグモグさせながらの家族の抱擁。笑うしかないよ。
ねじまき

ねじまき