GT

サウンド・オブ・ミュージックのGTのレビュー・感想・評価

3.8
「私のお気に入り」「ドレミの歌」「エーデルワイス」など、誰でも一度は聞いたことのあるだろう名曲が揃ったミュージカル映画の傑作。歌もダンスも素晴らしく、特にトラップ家の七人の子供の可愛らしさは、本作の見所の一つだろう。「さようなら、ごきげんよう」のクックーで後ろからひょこっと顔を出す所が特にすき。
ストーリーはミュージカル映画にはありがち(?)だが、かなりキラキラ系。合わない人には合わなそうな感じだ。それでも、堅物だったゲオルクがマリアの奔放さに惹かれて心を開くシーンは、言いようもない気持ちよさがある。子供たちの歌声に心を動かされ、自分自身も歌い出すシーンには、すごく感動した。やはり音楽には、人を動かす力があるのだなぁ、と思ったり。ナチが出てきたりして、政治的なメッセージ色が強いのは、ちょっと微妙。
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