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サウンド・オブ・ミュージックのpoemのレビュー・感想・評価

4.6
ポップなミュージカル性が、第二次世界大戦開幕間近の暗澹たる情勢にある舞台背景と対比されてより一層引き立っている。終盤の亡命シーンのようなハラハラドキドキするシーンもあるので、ストーリーにメリハリもあり見応え抜群である。街中でドレミの歌をみんなで歌うシーンが大好き。さりげなく背景にオーストリアの雄大な自然や、国の活気を織り交ぜている点に意図を感じる。
また、マリアが家庭教師として最初にトラップ家へ訪問した時の着衣を子供たちに馬鹿にされるが、服飾関係に疎い私からすれば凄く可愛く見えるのだが、オーストリアの当時の衣装価値観とはどのようなものであったのだろうか…。
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