ガガンボ

ラジオ・デイズのガガンボのレビュー・感想・評価

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)
4.0
久しぶりのウディアレン。
ラジオが中心だった時代の話。
一応自伝映画なのかな?

自分は全くラジオに馴染みのない世代。
ラジオでドラマとか腹話術やる人とかいたんですね。
なんか想像力がすごい鍛えられそう。笑

井戸に落ちた少女の中継放送をみんながラジオで聴いているシーン。
悲しい放送ではあったんだけどみんながひとつになっている感じがすごく良かった。
今の情報過多の世界では一つのニュースにみんなが心を動かされるなんてことないんだろうなぁ。

伝えたいメッセージは恐らく、時の流れの残酷さと儚さ。
過去の素晴らしい思い出達も薄れていく。
ラジオが中心だったあの時代も、もう今となっては昔の話。

なんか色々考えさせられたなぁ。
自分のこと子どもだと思ってたけど、気づいたら社会人になってるし。
薄れることのない思い出になる毎日にしていきたい。