このレビューはネタバレを含みます
ウディアレンのラジオへの愛が詰まった作品。相変わらず、音楽の使い方がいい。
1940年代ってこんな感じだったのかな。
戦時中の映画とはにわかに信じ難い、ハートフルで明るくて、ironicalで、笑いに溢れてる。(ウディアレンの目線から映し出す世界だからなんだろうけど。)
今の時代、チャネルが広がって便利だけど、この、みんなが同じものを聞いて共感してる時代もいいなぁと思う。
悲しいシーンだったけど、女の子が井戸に落ちたニュースが流れて、みんなでラジオに耳をすませて静まり返るシーンも印象的だった。