このレビューはネタバレを含みます
ロビン・ウィリアムズ好きだから観たけど、うーんって思ってしまった。
ちょっとストーリーに引っかかるところが多すぎるんだよな。要支援者が支援する側にまわりたがるのって、大抵まだその人自身の問題が解決できていない証拠だし。人を助けることで自分が満たされる感覚になるって援助者に向いてないよ。自殺念慮ある人が一種のピアサポートのような感じで、他人の役に立った経験をして、それで生きてもいいと思えるようになったみたいなのはちょっとな…。最初のきっかけはそれでもいいのかもしれないけど…。
免許がないのに医療行為、無料のクリニックもどき開いて備品足りなくったら病院から盗む、医師なんて医学の専門家でしかないのに精神疾患の患者も受け入れる(そもそも医師じゃないし)、どれもまじでやったらダメなやつ。事件が起きたのも、知識がないのに専門家の真似事したからとしか…。本当に、本当に危ないんだよ。
フィクションだったらまあ…って流せるけど、これ実話をもとにしてるんだよね。なんだかなぁ…って思っちゃった。
あと、もうオジサンなのに一目惚れのような感じでカリンに想い寄せるところもうわ…っと思っちゃった。幼い頃から性被害にあってた人が、親のような年齢の男から一方的に想い寄せられてもキモい！ってなるだけだと思うんだけど…。あと純粋に下ネタが幼稚でキショい。いい歳した大人が言う下ネタじゃない。笑えなかった。
これ、当時評価されたってのは時代背景があるからわかるんだけど、令和になっても評価され続けてるの？ちょっと感覚がわからない。
ご本人が医師免許取って無料クリニック続けられてるのは立派だと思うけど。
