人生を変えてくれる素晴らしい映画。
「人生を変える」っていうと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、この映画には本当にそれだけのパワーと魅力があると思います。
「人のためになることがしたい」「喜ばせることで苦しみから解放させてあげたい」そんなありきたりな志望動機から医学生となり、それを本当に実現してしまうパッチ。
パッチが言っていることは、現実的にみたらただの理想論にすぎないかもしれないけど、その理想論を持つことこそが一番大事なんだと思いました。
成績は常にトップクラス。なのにそれに何の価値も見出さない。
大事なのは実用的なコミュニケーション能力であり、臨床技術。
患者一人ひとりに目を向け、常に対等なものとして接する。
うるさい患者やとっつきにくい患者にも、その患者一人一人にあった対話を考える。
そういったことが、医者としてそして人間として一番大切なこと!
彼が残した功績、発言の影響は、映画という媒体を通して医学界を知らない僕のようなところまできちんと届きました。
僕は彼のように頭が良くないので医者という道を志すはできませんが、どんなことをするにせよ人間として一番大切な「思いやり」という部分は、必ず活かせるはずだと思います。
この映画を通して彼から学んだたくさんのことを絶対に心に留め続け、いつか僕も本当の意味での社会貢献をしたいなと思いました。
終盤、まさかの展開があり、久々に号泣しましたが、
これだけ感情移入させられた映画も中々ないので、完敗だなと思いました。
音楽よし!ストーリーよし!俳優陣よし!世にあるハートフルムービーの中でも最高ランクに位地されてしかるべき映画だと思います。