名優 ロビン・ウィリアムズの有名作品。
実在する パッチ・アダムスさんの伝記映画。
🌡《ストーリー》
自殺癖のあるハンター・アダムスは、自主的に精神病院へ入院する。
そこには様々な病気を患う人がいた。
最初はその人々に抵抗があったアダムスだが、患者と交流し一緒に笑って楽しんでいるうちに、自分にとってこれこそが生きる質を上げる事だと思い、
退院をして、病院の患者からもらった呼び名 パッチを名乗り、医者を目指す為に医大へ進む。
【感想】
ストーリーや展開も含め「いまを生きる」に非常に近い作品でした。
医者ならではのエピソードや、コメディ要素も多くて結構好きな作品でした。
ただ、展開が少し急だったり、少々脚本が雑に感じてしまう部分もありました。
それでもやはりロビン・ウィリアムズの演技が素晴らしいので、彼の名演技を楽しむのならかなりオススメです。
彼の演技には、“コメディ路線”と“シリアス路線”があると思うのですが、今作はその両方が程よく出ているので、ある意味彼の代表的作品だと思います。
劇中で、ロビン演じるパッチ・アダムスは
「死を延すより、質の良い生を与えることが医者の仕事だ」と言っていました。
もし自分が重度の病人で、一週間後に死ぬかもしれない。そうなったら、治療をして一日二日長く生きられるくらいなら、その残り一週間を人生で一番素敵な一週間にしたいなと思いました。
パッチの考えは世間一般的には認められないものですが、そういう患者の考えや望みを親身になって考える医者が世の中に増えていってほしいなと医者ではない身の自分からしたら思います。
これから医者を目指す方なんかは、今作を見たら志が高まるんじゃないかと思います👍