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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーの4747のレビュー・感想・評価

4.3
自殺癖のため精神病院に自主入院したハンターアダムス(パッチ・アダムス/ロビン・ウィリアムズ)。その病院には何人もの精神病患者がおり、当初は奇々怪々な行動に恐怖する。しかし、患者の1人である天才富豪、人には見えない問題の裏側に注意せよ、という言葉に感化され、助けを求める人の役に立つという使命に駆られ、医者になる事を目指す。それから時は流れ、彼は州立大学の医学部に入学する…。

LIAR LIARのトム・シャドック監督とグッドウィルハンティングのロビン・ウィリアムズ主演の本作は以前から観たいと思ってよりようやく鑑賞。

鑑賞して知ったが、実在の人物を元にした映画ということで、本当にこんな劇的な話があったのかと驚いた。

また、ラスト15分のパッチの演説には感動。生きるとはなにか、人を助けることとはなにか、明確な答えのない問いに対して、彼の考えを聞くことが出来るが納得させられた。

実世界で自殺により生涯を遂げてしまったロビン・ウィリアムズ。劇中での「死を遠ざけるのではなく、生を高めるのが医者の務め」という言葉は、彼が俳優という仕事を通じて世界中に与えてきた影響のことを思い起こされ、泣きそうになった。
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