ヒラリー

女の座のヒラリーのレビュー・感想・評価

女の座(1962年製作の映画)
4.0
父の危篤騒ぎに家族大集合
父、後妻、ラーメン屋に嫁いだ長女、結婚しない次女、博多から帰ってきた三女と旦那、見合い検討中の四女、少しまだ若い五女
亡くなった長男の嫁、息子
驚きの女率…
今ではだいぶマシになったがこの時代女の幸せは結婚と言う感じだし、こんなに女ばかりだと両親の気苦労を察する。。
自立し結婚しないとつっぱねてた次女が後妻の息子の出現から目の色変わり、家族関係がぎくしゃくとする様は皆女なのだなぁと思ったり。
冒頭のてんやわんやから家族が落ち着いていくのかと思いきやずっと波乱万丈過ぎて心休まらない。
傍から見たら面白いんだけどこの家庭で当事者として過ごすとなると目が回る。
成瀬作品はいつも女が大変そうですごく疲れてしまう。
ヒラリー

ヒラリー