「妻として女として」に続いて、井手、松山のオリジナル脚本を成瀬が監督した、東宝オールスター映画。大家族に巻き起こる出来事を混乱することなく捌く。その中心にいるのは、高峰だ。長男の嫁だが、長男は亡くな…
>>続きを読む昔の映画は登場人物の性格がはっきりしてるから 裏を考えながら見なくても良いから楽。
特に成瀬巳喜男監督の映画は一般庶民の生活を描いているのが好き。
こんなに美人ばかりの家族はなかなかないだろうとい…
このレビューはネタバレを含みます
豪華美人女優の大盤振る舞い。『女の園』のようなシチュだと分かるけど家族親類設定でこうもズラッと出ると映画の温度が変わってくる。
『東京物語』のオマージュも感じられる(映画紹介文より)ということで、な…
うーん、やたら評価高いけど私はそんなに。同じく成瀬センセの「娘・妻・母」に似ているストーリーだったけどあちらのほうが洗練されてるんだよね。それか原節子ってやっぱりすごい役者なのか!
今回は悪役だ…
※注意:ご覧になる前にキャスト(配役)を調べて、ご自分で『家系図』を作ってから鑑賞することをおすすめします・・・大きなお世話です
冒頭から脱線してすみません
石川家、“大家族”の人間ドラマ・・・…
主役級の俳優陣が織りなす、次々と起こるイベントとお金の話題でバタバタするホームドラマ。
同じく成瀬監督の娘・妻・母と似ているし、また笠智衆が父親なのと"他人"だけど一番思いやりの心を持つ未亡人という…
◆いやぁ~、これも実に面白い。
◆今回の高峰秀子はほぼ〈受けの芝居〉で、台詞もあまりないのだが、流石に〈名女優〉という感じで素晴らしい出来。
◆どんどん〈成瀬・高峰〉のコンビが好きになる。
◆…
◎笠智衆演ずる成瀬巳喜男版「小リア王」
または、
◎戦後17年 スター女優総出演による群像大喜劇
成瀬巳喜男が大好きだ。
邦画全盛期の日本が質量ともに世界に冠たる映画大国であったことは、たと…