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女の座の犬のレビュー・感想・評価

女の座(1962年製作の映画)
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あれだけ大所帯を繰り広げていた前半から一転して息子である大沢健三郎が轢死することで母親である高峰秀子が不幸に見舞われてしまう成瀬の常套手段のようなものだが、笠智衆の存在だけが小津組の空気感を纏っており鬱屈としない鑑賞後感を持たせる。星由里子が上戸彩のような可愛さで驚く。
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