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レイチェルの結婚のERIのレビュー・感想・評価

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)
2.7
なんだか、手カメラで撮影されているからか見終わって少し酔ってしまいました
(^-^;)

内容も重たい、家族のつながりと葛藤と苦悩を行ったりきたりするようなそんな作品。

元ドラッグ中毒者のキムが施設から帰ってくるところから物語は始まる。この主人公を「プラダを着た悪魔」でお馴染みのアン・ハサウェイが演じていて、見事に脱清純派女優というところ。実力派っぷりを魅せてくれます。

でも内容は・・・微妙というか。
キムの姉、レイチェルは結婚する。問題児の妹を抱えて、これまでいい姉をしてきたけれど、この節目に家族の膿みたいのがいっきに出て広がってゆく。

父も母も、義母も、そして亡き弟も。ドラッグをしていた頃、ウソつきだった自分から抜け出したいのに、過剰すぎる家族の目と消えない過去から抜け出せずにいる。

家族だからこそいらいらしたり、本音が言えなかったりすることがある。受け手はここから何を得るのだろうか。
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