レイチェルの結婚の作品情報・感想・評価

「レイチェルの結婚」に投稿された感想・評価

まー

まーの感想・評価

4.5
「購えない罪を背負った者は映画一本では救われない。」byケネス・ロナーガン

こちらはジョナサン・デミ監督作品。傑作です。
この映画、「8月の家族たち」ほどではないにせよ、怖いです。地獄のような映画です。これは私の個人的な経験も影響してるかもしれませんが、キムの立場になると、「お前らの考えてることなんか全部まるっとお見通しだ!」となってしまって…あ、お父さん以外はですね。

ラストのレイチェルのアクションにはゾッとしました。

ハサヘイター達はこの作品のアンハサウェイを観てもまだ彼女を嫌うんですね。そりゃ「シンクロナイズド・モンスター」で暴れたくもなるわ。笑
石田

石田の感想・評価

3.1
正直良くわかんなかった・・・ってところもあるけど、基本的に過去の大きな事件のせいで前に進むことの出来ない家族(と主人公)の歪みが、結婚という幸せなイベントのせいで浮き彫りにされるヒューマンドラマ
自分の犯した罪から逃れられない主人公と、完全に許しきれず見放すわけにもいかない家族とのぎこちないやり取りをホームビデオのように映すことで、気まずさややるせながビシビシ伝わってくる
POVがすごすぎて自分にスピーチがまわってくんのかと錯覚するわ

このレビューはネタバレを含みます

愛しきものの視点...
過去を見せることなく「わだかまり」を描いてしまうすごさよ。
ホームビデオ風だと侮っていたら、すごいドラマのうねりが寄ってくるので驚かされた。

婚礼が間近に捉えられてゆくけれど、複雑な内情を知ってからそれを見るのは、入り込み方が違う。
もう度々泣かされてしまったりして。

一族のデリケートな部分まで撮影されているのは、亡くなった弟の視点...という説に自分は賛同する。とすると延々と映るパーティーは、苦しむ姉たちの幸福を願いオーガナイズされた祝祭ではなかろうか...
ロビン・ヒッチコックからサンバチームまで...知らん人の結婚式に来るか普通。
かけがえがない。素晴らしいよ。
ペジオ

ペジオの感想・評価

4.1
悲しいのは「誰かが死んだこと」ではなく、「死んだ誰か」だ

結婚式と葬式って似てる
ある個人に対して共通の思いを胸に大勢の人が集まるという点で
集まる顔ぶれもほぼ同じ、広義の意味での「家族」

特徴的なカメラワークから感じる「第三者感」の真の意味もそうだが、典型的な「人間が一番怖い」という結論からも、この映画は「ホラー」であったのだと

ジョナサン・デミということで「音楽映画」としても上質
どんなに耐えられない出来事があっても、それでも私たちは家族である、私たちは姉妹であるという事実を変えられないことの生きづらさ、悲しみや苦しみを抱えて、他人を傷つけながらそれでも生きていかなければならない難しさを感じた。

家族って何だろうと考え続けている、そしてこれからも考え続けるのであろう私にとっては遠くない話だった。
これは何だかんだで見入っちゃった。。。
ホームビデオ風に結婚式の様子を長々と撮り続ける手法が案外と斬新で、その場にいるかのような雰囲気を味わえた。日本とはいろいろと違うところがありますね~。
物語の方だけど、姉妹のケンカがなかなかリアル感があってこれが意外にも良かった。どちらかが悪いとかは別にして、それなりに双方の主張も別に筋が通ってないというわけではなく、日本だとかまってちゃん扱いで敬遠されがちだけどここでは周りが温かい人が多くて救われた。ただ、身内が交通事故をした翌日に平然と結婚式で祝っている感覚はさすがになぁ。

新婦さん家庭の何がどう問題点なのかをみんなで考えてみましょう!ということを製作者は伝えたいのかな。
新郎新婦を祝う言葉を一人一人言っていくシーンとかダラダラ長くて退屈なんやけど、それがキムの心を傷つけていく感じが良いと思った。

キムが主人公なせいで、周りの人が全員性格悪く見えてきちゃうよね。なんでレイチェルが主人公じゃないんやろって思ったけど。キムが主人公だから良いんやんね。
デイ

デイの感想・評価

3.3
うーん…評価が難しい…。

この題名でアンハサウェイ主演だから、ハッピーな映画かと思っていたら、ぜーんぜんそうじゃない。

"レイチェル"はアンハサウェイでは無く、アンハサウェイ演じるキムのお姉ちゃんでした。

お姉ちゃんの結婚式直前と結婚式当日を描いた作品でした。

ドラッグ中毒で入院してるキムが姉の結婚式のため、一時帰宅します。

家族をかきまわすキムの存在。
不穏な空気。

これ、お姉ちゃんのレイチェルの立場だったら、もうたまらなーい(>_<)。
結婚式の花嫁は自分なのに、主役は自分なのに、キムがいることで、パパもキムばかり心配しちゃうし。

キムの"構ってちゃん"具合にイライライライラ…。
両家顔合わせの時のスピーチでも、自分がダメダメで可哀想人間のアピール。

レイチェルお姉ちゃんの親友とも張り合うところとかね…。

キムは何歳ぐらいの設定なのかなー。
19歳とかハタチぐらい?

で、私の中で理解出来ない点が…。

キムは16歳の時、鎮痛剤過剰摂取でラリって、車を運転。
同乗していた幼い弟を事故で死なせてしまう。

それなのに、何故、車を運転しようとしたがるのかな…。
家族みんな弟の死で傷ついているのに。
弟を死なせてしまったなら、私ならもう二度とハンドルは握らない。

両親の離婚だって、弟の死の後だろうし、16歳で薬物中毒になった理由が分からない。

しかも、弟が死んでいるこにもかかわらず、薬物中毒が治っていないとか…。

ママが酷い…って意見もあるけど、
「薬物中毒の私に弟の面倒をみさせたママが悪い」
とか…
私もアンハサウェイの顔をぶん殴りたくなったなーぁ(>_<)。

色々揉めたけれど、やはりレイチェルお姉ちゃんは優しい。
ママにビンタをくらい、自暴自棄になって車を森に突っ込み、顔アザだらけで"結婚式"当日の朝に帰って来たキムをお風呂に入れてあげて、洗ってあげるシーンはとても印象的。

色々あっても、妹は妹だもんね…。

あとは結婚式のパーティでの踊りのシーンとかダラダラ見せられて、退屈でした。

自宅の庭で結婚式挙げられるなんて、アメリカだなーぁ。とか…。

今はハッピーな映画しか観たく無いのだけれど(T_T)、なんとなく最後まで観てしまった…。

ほとんど笑わないアンハサウェイ。
アンハサウェイの演技の評価もあって、この点数かな。
やはり、アンハサウェイは笑顔が良いよね☆

ラストで少し笑顔を見せてくれて、その笑顔が輝いて見えてたまりませんでした。
見た味

見た味の感想・評価

2.5
超絶かまってちゃんで自分が世界の中心な妹キムがとってもうざい☆好きなシーンは傷だらけで帰って来たキムをレイチェルがお風呂に入れてあげるシーン。音楽シーンが多く結婚式のダンスの場面はなかなか退屈だった。二度は見ないかなと思ってしまった
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