Mao

孤高のメスのMaoのネタバレレビュー・内容・結末

孤高のメス(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

天才外科医の話で、少し昔の滅菌ガウンやガーゼなどがディスポでなかった時代。

ある市民病院に大学病院での経験がある外科医が赴任してくる。
その市民病院では大きなOPEをするだろう重症な患者の対応は出来ず、治療もずさん。
だけどその先生が来たことにより、大きなOPEにも対応でき、医師やナースの士気も高まりチームとして治療に取り組むことができるようになる。


患者を助けようと身を挺して尽力する、こんな先生が今の現場には少ない気がします。
滅菌物を素手で整備してるのも気になりました。笑

自分自身が医療現場で働いてるもので、医療者目線になってしまうのはご容赦下さい。

倫理問題にも観点を置き、問題となる部分にも触れていますが、難しい部分ですね。観た方は分かると思いますが。

それにこんな簡単に臓器移植は実際出来ないですし、サポートするスタッフも少なすぎます。その点については割とサラッとしています。もっと掘り下げたらストーリーが終わらなくなるからだと思います。

でも、こんな先生と仕事出来たら楽しいだろうな、とも思います。
Mao

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