FREDDY

13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

不死身の殺人鬼“ジェイソン”がニューヨークで起こす惨劇を描いた、『13日の金曜日』シリーズの第8作目である本作。印象としては、可もなく不可もなくといったところですかね。今作はタイトルの通り、ニューヨークに現れたジェイソンがお決まりの殺戮劇を繰り広げていくのだが、アイデアは面白いとは思います。これまでクリスタル・レイクにこだわっていただけに出来る範囲が限られていましたし、新たな試みとして舞台をニューヨークに移したことで、"ジェイソン"というキャラクターの可能性が広がったでしょうし。だが、やはりジェイソンがこれまで固執していたクリスタル・レイクを離れてニューヨークを訪れるにはそれ相応の理由が欲しかったですし、"逃がした獲物を追いかけてきただけ"でも構いはしないが、明らかに人を選んで襲い掛かるジェイソンには少々納得がいかないですね。自分の素顔を見せて威嚇する姿は見たくなかった。それに、終盤も終盤、ジャンセン・ダジェットが演じるレニーに危険物質をかけられたジェイソンなのだが、顔がもうユニークで、恐怖のかけらもないですし、オチもオチで言葉が詰まる。今作は様々なアイデアや工夫が見られたので、その点は良かったが、作品としては微妙でしたね。あまりオススメはできないかと。
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