めちゃ長いけど無駄が無い。
ノルマンディ上陸作戦に関してかなり歴史的なリアルを追求した作り。
連合軍側のいいとこだけで構成したら2時間ぐらいでまとまりそうなもんやけど、ドイツ側のドタバタっぷりもしっかり描かれてるお陰で作戦決行前後の流れがより理解できる。
ドイツ軍を撹乱するためにばら撒かれた落下傘兵に模したデコイ人形のルパートくんの存在とか、教会にパラシュートが引っかかってしまったけど死んだフリして生き延びた米兵とかのちょっとしたエピソードも面白い。
オマハビーチの激戦はモロクロでありながらプライベートライアンにも引けを取らないぐらいのど迫力な映像。
イギリス兵たちのやり取りの中でダンケルクについても少し触れられてて、第二次世界大戦に関する映画を色々とセットで観るとさらに楽しめそう。