岸田解

こおろぎの岸田解のネタバレレビュー・内容・結末

こおろぎ(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

青山真治監督作を劇場で観たのは、『共喰い』以来凡そ六年ぶり。とは云え、本作の噂は映画祭などで上映された2006年頃から耳にしており、そういう意味では十三年越しに漸く出合えたと云う感動がまずあった。
暗闇の中で、私は確かに何かを観た。触れてもいたかも知れない。しかし、それを言葉にすることは出来ない。
終盤に引き揚げられたアレが、この映画そのもののように感じられた。

それにつけても鈴木京香よ。
岸田解

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