岸ヰ了

岸ヰ了

TVと映画観て、本読んでます。

少年少女(2010年製作の映画)

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所謂「映画のメイキング」ではなく、『歓待』と並行して撮影されたドキュメンタリー。
メインの少年少女と、撮っている「太田君」の距離感が面白い。そして、要所要所で入る本物の「小林印刷」の小林さんも渋くて良
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歓待(2010年製作の映画)

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この映画の加川と『淵に立つ』の八坂の不気味さは存外、違っている。と云うか、私は殆ど加川に共感しながら、『歓待』を観ていた。勿論、あのように巧く立ち回れるかは定かでないが、小林印刷の面々よりはストレンジ>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

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宮﨑駿監督長篇映画補完計画2/3。
声が森山周一郎さんと云うこともあってか、ポルコ・ロッソはもっと歳上かと思っていたんですが、意外に若そうな感じで驚く。今の自分とほぼ同年代かなぁ。
中盤の、飛行艇を修
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

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白石晃士監督作を観るのはこれで五本目になりますが、モキュメンタリー的要素のない作品は初めてかも知れません。つい「メタホラー」などと云う言葉が頭に浮かんでしまいますが、そう軽はずみに用いることは些か躊躇>>続きを読む

悲しき玩具 伸子先生の気まぐれ(2015年製作の映画)

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城定秀夫監督×古川いおり主演の『悦楽交差点』コンビの一作。
ぶっちゃけ夢の濃度が高過ぎて、高校時代に観ていたらヤバかっただろうな、と。それくらい、このシチュエーションと展開、そして古川いおりの魅力にノ
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20世紀ノスタルジア(1997年製作の映画)

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凡そ二十年ぶりの再鑑賞。当時はただただ、広末涼子の魅力に痺れていた訳ですが、今になって観返してみると、チュンセこと片岡徹の思いや言動も少しは理解出来るような気がします。ある意味、『美しい星』的と云いま>>続きを読む

チルソクの夏(2003年製作の映画)

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「チルソク=七夕」だと、題意が「七夕の夏」になって、それだとちょっとイメージがぼやけてしまうなぁ、と。
「なごり雪」も凄く合っていたんですが、「雪」だし春の歌詞だしで、どうにもハマりきれなかったかなぁ
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湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

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たまさか80年代前半の角川映画を二日連続で観たんですが、後に残る感慨の振り幅がえげつなかった。
とにかくもう、ここまでやるか!と云う極めつき感が凄い。そして、これまで数多く観てきた真犯人の告白シーンの
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

どこで一番驚いたって、告白本の真の著者が声を発した瞬間ですよ! いやー、あれはやられた。
第一の事件の遺族や関係者が登場しないことにも、すっかり引っ掛かってしまいました。
終盤の別荘のシーンは、90年
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インフェルノ(1980年製作の映画)

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これほど多くの「謎の部屋」が出てくる映画を私は他に知らない。

武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

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『海炭市叙景』『夏の終り』『私の男』に連なる、熊切和嘉監督の文芸路線の一作かと。綾野剛主演×高田亮脚本と云う点では、『そこのみにて光輝く』に通ずるところもあり。
些かロマンティック過ぎるのでは?と思う
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(2000年製作の映画)

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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、長篇二作目。
奇妙で、不可思議な映画だったなぁ。“彼”は、あの人だったと解釈したんですが……まぁ、それも些細なことですかね。

美しい星(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

『クヒオ大佐』のことを思い出しました。
ところであの声、宮沢りえでしたよね?

メッセージ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

私もあの本を手に取る。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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石井裕也監督、『バンクーバーの朝日』以来の新作。
何だか無性に泣けて泣けて、参っちゃったなぁ。『映画なしでは生きられない』からの流れもあってか、躰の内側からグラグラグラッと揺さぶられたような感じがしま
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人が人を愛することのどうしようもなさ(2007年製作の映画)

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「映画の中の喜多嶋舞」のイメージが『GONIN2』『八つ墓村』辺りで止まっていたんですが、この熱演にはやられました。美しく、素晴らしかった!
映画自体も実に好みで、最後のエンドクレジットまでずっと目が
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THE HYBRID 鵺の仔(2015年製作の映画)

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『皆殺し映画通信 冥府魔道』きっかけで。
なるほど、これは面白い。しかし、帰りのバスのシーンで終わっていたら、全く違う印象になっていたでしょうね。そして、想像以上に『悪霊島』感が強かった笑 多くの人に
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パズル(2013年製作の映画)

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内藤瑛亮監督作と云うことで観たんですが、図らずも二夜連続で山田悠介原作映画に。
こういう場合、「結局、何がしたかったんだ?」と問うても仕方がない。何故なら、それは私達の観たものが凡てだからである。色々
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アバター(2011年製作の映画)

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一応断っておくと、山田悠介原作の橋本愛主演の方の奴です。
どうしても観ながら、どういうジャンルの映画なのか?とつい考えてしまう悪い癖があるんですが、これがなかなか厄介でして。観る前はホラー的な感じなの
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帝一の國(2017年製作の映画)

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私の知る限り、これまでの永井聡監督の最高傑作ではないだろうか。
エンドクレジット、好きだなぁ。

ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

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今のところ、最初で最後の古川ルパン。そして、小林清志さん以外の次元(銀河万丈さん!)と云うのも、これが初めてでした。
個人的には、このキャストもアリだと思ったんですが、それはその後の交代や入れ替えも知
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

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宮﨑駿監督長篇映画補完計画1/3。
憶えていないだけで、過去に一度くらいは観ているんじゃないかと思っていたんですが、やはり今回が初めてでした。
これからは、サンシャイン池崎始め色んな芸人さんのネタを、
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ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

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『恋愛寫眞』が好きで、なかなかこちらを観る気になれないまま、十年以上が経ってしまいました。その後『あさが来た』での再共演などもあり、そろそろ観てみようかな、と思いまして。
この映画を観る上で、最近の宮
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追憶(2017年製作の映画)

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もっと別の、より良い道があったのではないだろうか?と、どうしても思ってしまう。それは、劇中の彼らの人生に対してでもあり、この映画そのものについてでもある。
地味な話を豪華なキャストで見せると云うのも、
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張り込み(2000年製作の映画)

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“Love is destructive.”と云えば「Air」ですが、あるシーンでふとこのフレーズが額の辺りを過った訳です。
《ラブシネマ》を観るのも、なんだかんだこれで五作目。2001年1月公開で、
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フェノミナ(1985年製作の映画)

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今更あれこれと難癖をつけるつもりはありません。ただまぁ、もっと虫要素が強くても良かったかな、とだけ。

トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

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家のテレビで観ていると、益々「劇場版」であることを忘れてしまいそうでした。
「恐怖とは反復である」と云うフレーズが、通して観た後の率直な感想かなぁ、と。
谷村さんのパートの終わり方は、あれで良かったん
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

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【極上音響上映】
好きだ、と先ずは云っておきたい。
観ている間、そして観終わってからもずっと、頭に浮かんでいたのは何故だか『20世紀ノスタルジア』のことだった。丁度、あれから二十年が経とうとしている。
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がじまる食堂の恋(2014年製作の映画)

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大谷健太郎監督の映画を観たのは恐らく『ランウェイ☆ビート』以来かと。
全体の雰囲気としては、初期の『avec mon mari』や『とらばいゆ』の頃に近いかなぁ、と。
脚本的にちょっと苦しいかなぁ、と
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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ(2009年製作の映画)

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公開から七年。これまで何度も観るチャンスはあったんですが、なかなかタイミングが合わず今回、漸く。
あー、吉瀬さんの役こんな感じだったなぁ。

終戦のエンペラー(2012年製作の映画)

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「フィクションで天皇はどう描かれてきたのか気になって」その二。とは云え、タイトルとは裏腹に天皇の登場シーンは極僅かで、そういう意味でも先日観た『太陽』とは、実に対照的でした。あ、桃井さんは二作とも出て>>続きを読む

笑う招き猫(2017年製作の映画)

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(様々な感情や思惑をグッと抑えて)最近、本当こういうのに弱いッス……。

そう云えば、劇中の世界は我々の世界と曜日がズレているようでしたね。

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