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ヨーロッパ・ヨーロッパ 〜僕を愛したふたつの国〜のEDENのレビュー・感想・評価

3.5
04/26/2020

“Here paper is everything” というセリフがあったけど、まさに “paper is nothing” ということをしみじみ感じる。

鏡に向かって敬礼の練習をするも踊り出すSolek. Leni との恋。
どこまでもギリギリをくぐり抜け、友が撃たれて殺されるのを目の前でみつづける。

“誰かに言わなきゃやってられなかった”といってLeniの母親に泣き崩れる。

汽車でおばさんとセックスしたあとに窓から青い空に向かって叫ぶシーンが好きだった。

声が音声吹き替えみたいだった。

最後の終わり方はとても唐突に思えたし、I decided to only be Jew. というのに納得がいかなかった。I decided to be me、ならわかるけど。 


はじめの方に出てきた白いワンピースのようなパジャマと、途中で引越しした家が「映画館の上」(The Shape of waterを思い出す)っていうのがよかった。
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