ヨーロッパ・ヨーロッパ 〜僕を愛したふたつの国〜の作品情報・感想・評価

「ヨーロッパ・ヨーロッパ 〜僕を愛したふたつの国〜」に投稿された感想・評価

kanegae

kanegaeの感想・評価

3.0
MUBI

内容を忘れてしまった。ポーランド出身の監督だったので見直したい
toshi

toshiの感想・評価

4.5
昔NHKのBSで放送されたのを観ました。
第2次大戦時にユダヤ人の少年が生き残るためソ連の共産主義者に協調したり、ユダヤ人と気付かれぬ様にドイツ人になりすまし生活する。
想像するだけでストレスでこっちの胃が痛くなる。
何とかヒトラーユーゲントに入学してバレない様にしてたら、ゴリゴリのナチス信奉者の彼女が出来てさらに苦境に陥る、身元が怪しいから警察に出頭するよう命じられたりなど生活には苦労が絶え間なく続きます。
そんな中でも優しいドイツ人の人々の出会いや強運で少年は何とか生き延びます。いやはや脚色はあるのだろうけど実話と言うのには驚きました。
べん

べんの感想・評価

2.0
ちんことジュリー・デルピーしか覚えてないが悪くはなかったはず。
一人旅

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5.0
アグニェシュカ・ホランド監督作。

二次大戦時、迫害から逃れるためドイツを離れポーランド、ソ連へと渡ったユダヤ人青年ソロモン・ペレルの波乱の半生を描いた、実話を基にした戦争ドラマ。

いわゆる“ユダヤ人迫害物”の一作だが、ユダヤ人居住区(ゲットー)や強制収容所に押し込められたユダヤ人という地理的に限定された、典型的なお話ではない。タイトルが示す通り、ヨーロッパの数カ国を渡り歩くことで苦難の時代を何とか生き延びようと奮闘するユダヤ人青年の姿を描いており、ストーリーも「ドイツ人に虐げられるユダヤ人の悲劇」を残酷な描写で描いたものではない。
敵から逃れるために自分がユダヤ人ではなく純粋なドイツ人と偽り、あるいは、ソ連の共産主義に染まることで身の安全を確保する中で、ユダヤ人としての自己と自分が今していることのギャップに苦悩するという、“ユダヤ人青年のアイデンティティーの喪失と回復”というテーマが根底にはある。

純粋なドイツ人(アーリア人)と偽りヒトラーユーゲントに加入するソロモン。「ドイツの敵はユダヤ人」という周囲の共通認識の中、先生はユダヤ人の見た目や性格について悪意たっぷりに長々と説明する。それを熱心に聞き入る他の生徒とは違い、他でもないユダヤ人であるソロモンだけはいつ正体がバレてもおかしくないという恐怖で心を支配されている。と同時に、ユダヤ人を抹殺するための組織に属するユダヤ人、という耐え難い現実がソロモンを苦しめる。

そして、スターリン支配により神の信仰が許されないソ連で、ユダヤの神を信じるソロモンは仲間たちの前でスターリン崇拝を誓わされる。「神よ、菓子をくれたまえ」という発言には何も起きないのに、「スターリンよ、菓子をくれたまえ」と叫ぶと天井からたくさんの菓子が降ってくるという茶番。よく見ると天井から人の手が見え隠れしているのだが、そんなことはお構いなしに喜ぶ子どもたち。洗脳ってきっとこんな馬鹿らしい手法でも充分に効果を発揮する。

ユダヤを敵と見なすドイツ人になり、また神を否定しスターリンと共産主義を信じるソ連人になる中で、次第にユダヤ人としての自己を見失っていくソロモン。生き延びるために手段を選ばなかったソロモンを待ち受ける苦悩と葛藤の日々。戦争という絶対悪が、家族との穏やかな生活、ドイツ人少女との恋、そしてソロモン自身の未来までも奪い去っていく。

楽観的なストーリーでは決してないが、時おり見られるコミカルな演出も魅力的だ。ユダヤ人の風習である割礼の証拠を見られないようにするためにソロモンが取る決死の大演技と、直後に彼を襲う痛々しい悲劇のコンビネーションが可笑しい。また、ナチス式の敬礼の練習中に突然踊り出してしまうシーンは吹き出して笑ってしまうほどおもしろい。
べらし

べらしの感想・評価

3.2
この人はワイダ門下の監督か
アウシュヴィッツの後で詩をものするのは云々ではないけれど、ホロコーストを扱った映画について作家性というものがどうしても後景に遠のきがちな現象に関して考えています
批評が批評たり得るのが難しいというか
swampman

swampmanの感想・評価

3.0
the banality of evil😄

デルピーさんが美しすぎ!!!
ドイツからポーランドに逃げてきたユダヤ人一家。
一家バラバラになって、少年はソ連に逃げ込む。
生きるために、宗教を否定し、通気口から降ってくるお菓子を、スターリンからのお恵みだと喜ぶ振りをする。
すると、ナチスからの攻撃が。
少年は捕まるが、私はドイツ人だと名乗り、ソ連の捕虜の通訳を買って出る。
やがて、男色家のドイツ将校に愛されてしまう。
彼が、守るべき股間だった!?という話。

ドイツとソ連に愛された少年。
シリアスな感じだけど実はコメディ。
そこそこ面白いがご都合主義。
シャケ

シャケの感想・評価

4.0
ただでさえ怖いのに実話ベースだと言うのはもう信じられないくらい怖いが、映画としてとても面白かった。こんなにずっと主人公の股間を心配する映画なかなかない。
人種の授業のとこ、現代の知識があるからギャグシーンとして安心して見てられるけど、あの時代にあの状況だったらすごい怖いだろうな。感想怖いしか言ってないな…
ゲットー通る時のトラム、あんなだったのか。それ以外も当時の人達の雰囲気や文化が他とはちょっと違う観点からじっくり描かれてるのが新鮮で面白かった。全てが何かとつけて興味深かったがそれはそれとして全てが何かとつけてドン引きであった…レニよ…
ソビエトの無神論教育意地悪すぎる。
ハーケンクロイツの押し付けうざすぎる。
あと夢の演出めちゃくちゃ良かった。

ストーリーのモデルになった人、90過ぎて来日講演してたりしててバイタリティがとんでもなさそう。そういう人だったからこんな生き残り方ができたんだろうな。
mh

mhの感想・評価

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日本じゃDVD化されてないレアな戦争映画。
ホロコーストから逃れるために、ドイツ兵の通訳になり、アーリア人の養子となり、ヒトラーユーゲントにまで入校するというユダヤ人青年の逃走劇で、なんとびっくり実話なんだって。
サスペンスのほとんどが、「割礼したちんこ見られたら終わり」というのが面白い。ゲイに襲われたり、身体検査だったり、恋人とのセックスでてんやわんやしてる。
糸で結んで何とかしようとして、化膿してあきらめてた。
包茎が偉いというのもナチスドイツの変なところ。
コメディタッチで明るくなってるのがちょうどいいバランスだった。
当時のドイツ市民が、ユダヤ人に対してどう思っているがうかがいしれるのも収穫。親がゴキブリを毛嫌いするから、子どもも同じようにゴキブリが嫌いになる。そんな感覚だったんじゃないかと推測する。
自分の娘があまりにも優生思想に染まってしまって、親がドン引きしてるシークエンスが良かった。
終戦直後はソ連地区にいたけど、アメリカ地区のほうが安全だからと移動をはじめる。ラスト、兄弟で並んでたっしょんする場面を押さえる意図はわかるけど、絵面はそんなに決まってなかった。
監督は「ソハの地下水道」撮ったひとだった。「ソハの地下水道」はいまいちだと思ったけど、これは良かった。
そうか、アンジェイワイダのお弟子さんだったのか。残酷な場面は写さないあたりがそっくりだね。師匠が同じ年に「コルチャック先生」をものにしてる。同じセットを使ってたのかぁとか妄想が弾んだ。
ほか、ヒトラーユーゲントのプールの底にでっかい鍵十字が書いてあってかっこよかった。
(突撃隊がらみではない)ドイツ軍内部の男色などのプロットもあって楽しかった。
EDEN

EDENの感想・評価

3.5
04/26/2020

“Here paper is everything” というセリフがあったけど、まさに “paper is nothing” ということをしみじみ感じる。

鏡に向かって敬礼の練習をするも踊り出すSolek. Leni との恋。
どこまでもギリギリをくぐり抜け、友が撃たれて殺されるのを目の前でみつづける。

“誰かに言わなきゃやってられなかった”といってLeniの母親に泣き崩れる。

汽車でおばさんとセックスしたあとに窓から青い空に向かって叫ぶシーンが好きだった。

声が音声吹き替えみたいだった。

最後の終わり方はとても唐突に思えたし、I decided to only be Jew. というのに納得がいかなかった。I decided to be me、ならわかるけど。 


はじめの方に出てきた白いワンピースのようなパジャマと、途中で引越しした家が「映画館の上」(The Shape of waterを思い出す)っていうのがよかった。
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