あゆは

オーケストラの少女のあゆはのレビュー・感想・評価

オーケストラの少女(1937年製作の映画)
3.5
トロンボーン奏者のジョンは失業中。オケの入団面接に失敗した帰り道、拾った財布の中身を家賃に充ててしまい周囲はジョンが就職したと大歓喜も束の間…娘パトリシアは持ち前の行動力で「失業音楽家楽団」を結成し、嘘から出た誠を実現してしまう!

ジュディ・ガーランド(オズの魔法使いで虹の彼方にを歌うあの子)と並ぶ、往年ハリウッドの歌姫ディアナ・ダービン主演の白黒映画。また、実際の名指揮者ストコフスキーが本人役としてタクトを振るう!さらに奏者はフィラデルフィア管弦楽団のみなさまによる、しっかりクラシックオーケストラが味わえる…ミュージカル?

楽団題材が大好きなので、いつか観たかった不朽の名作!お父ちゃんの困り眉がなんとも可愛い♡
指揮者登場を見上げながらニッコニコと演奏するオケメンバーがとてもよかったし、回廊を埋めつくすあの構図もとても素敵だった!唯一のミュージカル要素っぽいタクシーの運ちゃん、私もあんな風に生きたい。
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