とうがらし

続・激突!/カージャックのとうがらしのレビュー・感想・評価

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
3.3
1974年カンヌ国際映画祭 脚本賞 受賞
スティーヴン・スピルバーグ監督初の劇場公開作品にして唯一、カンヌのコンペ出品作。

激突? 続編?
邦題はタイトル詐欺も甚だしい(笑)
ゆるいカージャックで、実話を基にしたヒューマンドラマ。
物語が少々ダレてくると、女性にヒステリックを発動させて盛り上げようとするのは、ハリウッド映画の良くないところだが、エンタメ性と社会性を兼ね備えて、脚本賞受賞も納得。
アメリカン・ニューシネマの空気が漂っている。
後年の「パーフェクト・ワールド」(クリント・イーストウッド監督)や「テルマ&ルイーズ」(リドリー・スコット監督)に影響を与えたのではないだろうか。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6Zbooo8EsXA
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