ソマリア出身のモデルさんの自伝を原作とした映画．重めの内容なので見るのにエネルギーはいるけれど知るべき現実という感じ．これが単なる創作ではなく実話を基にした映画なのがつらい．
FGM(女性器切除)の風習がある地域で生まれた女の子が望まない結婚から逃れ国から逃れモデルとして，1人の女性として活躍していく．
話自体は世界仰天ニュースか何かの番組で見たことがありなんとなく知っていた．節々で彼女の幼い頃の出来事によるトラウマのようなものを感じて苦しくなった．
彼女を成功例として挙げるのは何か違う気がするけれど，実際には彼女の家族のように生まれた地域の風習のもとそのまま生きていく，悪くするとそのまま命を落とす人間が多いのだろうと思うと余計になんとも言えない気持ちになる．
2020.09.21
