あべぴより

リアル・スティールのあべぴよりのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
4.1
まず元ボクサーという体育会系の人間がオタク的なロボボクシングに燃えてる設定がいい
かつ、適当に中二的な用語を叫びまくって負けまくる、ダサいイケてないお父さんの感じが最初に出てて、すごくいい

そこから息子が全面に出てきて、息子主導のサクセスストーリーになるかと思いきや、父として、男性としてのチャーリーの成長の物語になる。子どもに対しても女性に対しても蔑ろにしない、大切にする表現がすごい

ロッキーオマージュの流れ、ラストもイケてる

ロボは喋ったりしないので、でしゃばりすぎず、でも自我がある表現が素敵。結局秘密がすべて明らかになることもない
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