美しすぎるCG女優の映画
駄作続きの映画監督、ヴィクターはある男から美人すぎるCG女優のデータを受けとる…
アルパチーノが実在しないCG女優に振り回されていくSFドラマ。同監督の『ガタカ』と違いコミカルな作風。
終盤までかなりテンポが良く、架空の人物であるシモーヌが大スターになっていくにつれ、後戻りできなくなっていくヴィクターがとても面白かった!
コミカルで明るい作風ではあるが、ヴィクターの立場でよく考えるとかなり怖い話なのがgood!実際後半の展開は追い詰められすぎて、とても怖い。
ぶっ飛んだ展開にはならず、一つ一つの描写に監督の丁寧さが伝わる作品。だがオチは大雑把に感じた。それでいいのか…?
だが全体的にはとても楽しめた作品だった。