シモーヌの作品情報・感想・評価・動画配信

「シモーヌ」に投稿された感想・評価

ヴィクター・フランケンシュタイン。トゥルーマン・ショーやガタカのエンディングが好きで期待してたけどなんか普通だった。
科学技術をネタにすると作品の命を縮めてしまういいサンプル。
映画作品そのものはさすがのアンドリュー・ニコル、アル・パチーノなので実績と信頼の傑作となっている。

ただほぼ5年ぐらい前からこのような CG は特に映画制作においては標準化しており、ちっとも荒唐無稽の話ではなくなってしまった。ディープフェイクなる言葉こそ今年になって出始めたものだが、技術的にはもう十分実用化に至ってるわけで、この物語で語られているような荒唐無稽さではない。
つまり公開してから20年足らずでフィクションが現実になってしまったため物語としての価値がなくなってしまった。

今後スマホを使った題材のものや遺伝子操作、アンチエイジング、AIの支配など現実が追いつくたびに物語は陳腐化していくのだろう。

大体初音ミクを考えればシモーヌが AI だろうと何だろうと世界的スターになるって言うのは何も不謹慎なことではないし、この点を考えても映像作品としては年月と共に破綻してしまったかわいそうな珍しい例だな。

ブレードランナーなんかもそういう運命にあるのだろうか。
「トゥルーマンショー」「ガタカ」のアンドリューニコルによる、来たるバーチャル時代を見透かしたのような痛快な一作。

彼の発想力は本当に凄いですね
落ちぶれた監督が自らの作品にバーチャルアクトレス通称"ヴァクトレス"を出演させたことをきっかけに、バーチャルの存在に振り回される人々を描いた痛快なコメディとも言える興味深い一作でした。
アルパチーノの珍しいタイプの狂った演技も見れるし、今の時代とも共通するネット社会の恐ろしさや、人の思い込みの恐ろしさを教えてくれるよりどりみどりな一作でした
genbrave15

genbrave15の感想・評価

3.5
アンドリュー・ニコル作品
気付けば4作目の鑑賞。
人気のなくなった映画監督役を
アル・パチーノが熱演。コミカルな役。
テーマは、
映画監督と俳優の衝突、家族、事実の捏造など。
でも1番は、現実逃避して自分の世界に
入り込んだらどうなるのかということ。

1人のファンの遺品から始まる物語。
それはCGで理想の女優を作ることができる
コンピューターソフト。
そのソフトを駆使して
主人公は脚光を浴びるが…。
アル・パチーノのかわいい演技が見どころ。

2020年、鑑賞275作目。
eden

edenの感想・評価

3.0
不気味の谷がなければ視聴者にとって実態があるかないかは重要ではないようだ、
加藤翔

加藤翔の感想・評価

3.2
アルパチーノ演じる落ち目の映画監督が完璧なCG女優を手に入れて大暴走するコメディ。
深く突っ込まずエンターテイメントとして気軽に観れた。
どんな役でも目ん玉ひん剥いて悪態つくアルパチーノは最高である。
RIO

RIOの感想・評価

3.9
SFとしてはかなりチープだけど色や映像がとても綺麗。
ガタカと似た空気感。
new

newの感想・評価

3.9
過去に2度もオスカーにノミネートされた映画監督タランスキー。だが最近では、彼のかつての栄光は見る影もない。しかし、そんなタランスキーの前に突然、謎の男ハンクが現われたことで状況は一変。ハンクが開発した女優創造PCソフト“シミュレーション1”を託されたタランスキーは試行錯誤の末、CG女優“シモーヌ”を創り出すと、彼女を使って映画を撮り上げるのだった…。

「ガタカ」「トゥルーマンショー」に続きアンドリュー・ニコル監督作品3作目の作品。前述した2作や「TIME」や「ANON」も彼の作品だが、どの作品も着眼点が非凡であり彼にしか描けない非常に面白い世界観のSF映画として成り立っている。
今作は、架空のCG女優が爆発的な人気を誇ってしまい、それを隠し通そうとする主人公のドタバタ劇がコメディとして描かれている。しかしながら、ただ単にコメディ映画として消化する訳ではなく、作品の内容では無く演者の外見や人間性によって評価されてしまう映画業界や大衆への痛烈な皮肉やそれを煽るように報道するマスメディアへの批判も伴っており、大衆があれだけ興味を惹かれた女優シモーヌが結局は全て嘘で固められた「人間性」であるのに関わらず、それを崇め翻弄される様は滑稽でありながらも恐怖を感じてしまう。ラストのオチもそんな偶像崇拝を皮肉った結末なんだろうか。中々、面白かったし、やはりこの監督はかなり好き。
majizi

majiziの感想・評価

3.8
ハリウッド映画界への皮肉がたっぷりな作品。
俳優の天井知らずのワガママさに振り回されて、降板されて困っていた監督がひょんなことからCG女優を使って映画を作製してしまうというストーリー。

アル・パチーノが元売れっ子の今や落ちぶれた監督役。コメディもうまい。

画面の色彩がガタカに似てると思ったら同じ監督さんだった!
そして奥さまのレイチェル・ロバーツがCG女優のシモーヌを演じてるんだけど、もうとにかく大変美しい〜!!
ほんとにバーチャルな世界の人っぽくてこの作品に説得力を持たせてます。

自分で創り出して売り出したのに、注目がシモーヌばかりにいってしまい、いじけてわけわからん行動してしまうアル・パチーノのキャラが人間くさくて可愛かった。

結局は世間ってみんな虚像を求めてセレブやヒーローが欲しいんだよね。
そして必ずそれは実像ではない。
勝手に美化してる。逆もしかり。

私もハリウッドセレブ傲慢さは好きじゃない。正解の無いはずの政治的発言や、局所的に見た環境問題への行動に力を入れるより、本業の演技を頑張って欲しいと思っちゃう。

ハリウッドは異常なんだよってメッセージと、それに熱狂する私たちへの警告なのかも?と思った。
ガタカの監督なだけにスタイリッシュSF。
存在しない女優をCGで作り上げた話。
アンドリューニコルは変わったSFを撮りたがるの良きね
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