ジェイジェイ

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのジェイジェイのレビュー・感想・評価

2.5
ダイナミックな展開の数々、現代でも十分通用するストーリーテリング力、ジャパンアニメーションの高さを思い知る。
鬼滅の刃があまりにもドラマ性がなく、単純な超人達のプロレス試合どまりで終わったのとは対極的だ。
ただし、ここまで全体のクオリティが高いのにも関わらず、女性の描かれかたが最悪だ。女性が男に奉仕する側面が非常に強く、テレサに関しては金髪の裸体の女である必然性のなさに唖然とする。
また、エンディングの演出が悪く、主人公の幻覚により沢山の人々が特攻に巻き込まれる。これでは、事前にした感動的な仲間との別れも台無しだ。
これをみると何故タイタニックが現代パートから始まり現代パートで終わりにしたのか理由が分かる。全てかたをつけた後ではないと、整合性が取れないし、タイミング的にも無理がでる。永遠の0の幻覚演出と違い、ヤマトはタイタニックより前に作られているので仕方ないところもあるが残念なエンディングだ。
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