タカナリ

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者のタカナリのレビュー・感想・評価

4.5
2003年~2004年に放送された「鋼の錬金術師」の劇場版完結編。

錬金術がある世界とない世界で離ればなれになってしまったエルリック兄弟。
その2つの世界を脅かす共通の敵が現れます。

続編でしかも完結編なので、初見さんにはオススメ出来ません。ある程度の説明はあるものの、大事な部分である「どうしてそのような状況になったのか」は分からないため、テレビシリーズの視聴は必須だと思います。

2つの世界を描いているにも関わらず、どちらかが疎かにならずに、それぞれの世界の話がしっかり作り込まれています。その2つの世界の繋げ方もこの世界ならではのもので、違和感はありません。

個人的に好きなのはアームストロングの活躍ですね。いつ見ても笑っちゃうw
あとマスタングですね。最初はローテンションなんですが(テレビシリーズ最終回の影響)、終盤はいつものマスタングが戻ってきます。これが最高すぎる。カッコいい。好きだなぁ。

原作にはないオリジナルな完結編ですが、私は良く出来ていると思います。