スギノイチ

黄金の野郎どものスギノイチのレビュー・感想・評価

黄金の野郎ども(1967年製作の映画)
2.8
60年代後半だけあって、一昔前の無国籍ギャング映画に比べるとリアル寄りの”現代やくざ”スタイルだが、そこは裕次郎映画の哀しさで甘々なムード。
日活に名和宏が出ているのは珍しいが、やってることは東映と寸分違いなし。

宍戸錠と郷えい治がそれぞれ敵味方に分かれ、別々の人間を兄弟兄弟言い合うのでややこしい。
裕次郎映画に二谷英明が出るとブロマンス要素が強くなりがちとはいえ、終盤いきなり裕次郎にプロポーズしたのは驚いた。
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