このレビューはネタバレを含みます
自分たちの住んでいる地球にエイリアンが人間に擬態して支配していたら…と言う話
貧富の格差メディア、監視社会、資本主義など社会風刺溢れるテーマを扱いながらそれを「エイリアン」をうまく使って時に露骨に、時に皮肉的に表現している。
ただ描写に疑問点が多く、サングラスを意地でもかけようとしないフランクとその後のやや冗長に感じるプロレスシーン、サングラスをかけた後一転してエイリアンを滅ぼすために闘志を燃やすシーンの流れは見てて「切り替えはやっ!?」と思ってしまった。
序盤に警察が反体制グループに暴行を加えてるシーン(明らかに殴ってない)と前述のプロレスシーンで明らかにアクションとしての差があり思わず吹いてしまった。
意識させられたり考えさせられる映画ではあるがその中に冗長性を感じることがあった。