ピッコロ

オズのピッコロのレビュー・感想・評価

オズ(1985年製作の映画)
3.5
お家へ帰ろう♪👠👠

オズの魔法使いの映画かと思ったら、続きのお話。
オズの魔法使いに、続編があったなんて、ビックリぽん!

なので、今作のドロシーはオズの世界から一度帰ってきている。
そのせいで病気になったと思われ、精神病院に入れられ大きなヘッドフォンをつけられ、何やら怪しい機械で治療される。
どう見ても、人体実験されてるようにしか見えないのが恐ろしい。

そして、なんやかんやあって再びオズの世界に行くんだけど・・・。

この映画、何もかもが不気味で怖すぎっ!
小さい子供が観たら、確実にトラウマになること間違いなし。
映画館で悲鳴があがり、夢でうなされ、この映画を二度と観ることが出来なくなった子供達が世界中にあふれたのかは知らないけど多分結構いると思う。

オズの世界は、何故か人々が石にされている、カカシ(カカシは石じゃないけど)、ライオン(この映画のライオンは、まんまライオン。笑)、ブリキもみんな石にされているので、今回、ドロシーと旅をするのは"鍋みたいな頭をしたまん丸いポンコツロボット"と、"ドロシーのことをママと呼ぶカボチャの頭をした変態"に、"顔だけのトナカイ"。

そんなドロシーに襲いかかる"不気味なお面を被って足にタイヤをつけた四足歩行の車輪人間ホイーラーズ"、"生首がたくさん飾ってある城の女王(女王の頭は取り外すことが出来て、飾ってる生首を選んで付け替える)"。

ゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!
これっ、ディズニー映画ですよね!

オズの世界をあんまり魅せてくれないし、あんまり冒険した気分になれないのが少し残念だけど、この映画、"SFX"が素晴らしすぎる!
岩の怪物が出て来て、多分、クレイアニメで表現してるんだろうけど、これが凄かった~!!!
コロコロ表情が変わったり、怪獣みたいに変身したり、まるでCGみたいな作り!
ここだけでも、凄く観て良かったと思える作品。

出てくるキャラが、みんな不気味なのが面白い。
可愛いキャラが一人もいなかったのも素敵。
中でも、無表情なカカシの顔が一番怖い。
カカシだから表情がないので正解なんだけど・・・。
まったくないと、恐怖しかない・・・。
ディズニーなのに、商品化で金儲けをたくらむつもりが全然感じない珍しい作品だった。って書くと消されそう。💰🐭💰

ここは、とっても素敵なところだけど、お家へ帰らなくっちゃ!

ぼくもかえろ、おうちへかえろ♪
でんでん、でんぐりかえってバイバイバイ♪

ディズニーデラックス無料体験日記 その3
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