キーは "浄化"
そして、正義と信念…
主人公のもつ性分なのか、それとも権利への挑戦なのか…?
大企業に対する挑戦なのか?
その答えはラストで表す己の信念なのか…??
我々が生活して行く上で "目に見えないもの" 程 恐ろしいものはない。
生活の中に常につきまとう問題。
多分に脚色しているだろうもこれが実話という事に驚きを覚える。
依頼人から吐き捨てられる言葉には強いメッセージがある。
"金が謝罪だ"
"彼らは小切手帳で謝罪する"
そう、遺族は金が目当てではない、その謝罪と浄化が願いなのだ。
命と引き替えにするもの
それは一体何だったのか?
勝つか、野垂れ死ぬか…
私は余程酷い人間でなければ人は必ず優しい気持ちが何処かにあると信じている。
金で買えないものがある。
ラスト、無言の彼の胸中は一体なんだったのか…?