ぽんかん

いのちの食べかたのぽんかんのレビュー・感想・評価

いのちの食べかた(2005年製作の映画)
3.5
高校の授業で鑑賞。
見たくない人は伏せてていいです。と言われた映画だけど、一番きついであろう牛のシーンも目を逸らさず見れた思い出。むしろ不思議と興味が湧いた。
その数年後、死んだばかりの鹿の腹を裂く経験をしたけれど、やっぱり不思議と抵抗がなかった。身体はまだあたたかく、腹の中には産まれるはずだった小鹿がいた。ごめんね、と小鹿に言い母鹿の肉を食べた。濃い血の味と硬い筋の食感がした。

これを見たところで明日の食事の何かが変わるわけではないけれど、出来ることなら人間みな見て知っておいた方がいいんだろうなあ、とぼんやり思う。知らなくても、何も困らないけどね。
今日もご飯が美味しい。