大学の授業で部分的に観て以来、やっとフルで観れた
生と無生(機会およびシステム)の噛み合わせに我々は何を思うべきか
コスト、効率、衛生、苦しみや痛みを突き詰めると行き着く先は無生でしかないならそもそ…
公開してすぐに見て以来、久しぶりの鑑賞。
様々な食材がスーパーに並んでいる状態になるまでの過程をセリフやBGM無しで淡々と90分強映し出すドキュメンタリー作品。
様々な食べもの、様々なお仕事、様々…
生き物を「モノ」みたいにぞんざいに扱って
人間たちは欲を満たすために
その過程を省みずに食べている。
人間に生まれて反吐が出るなぁ。が
率直な感想
内臓物を扱ってるときに
自分の置かれた環境がア…
原題は『Our Daily Bread』。
芝居や台詞は一切無し。
ありのままの"工場"の姿が続く90分。
生命を食品へ変える工程をいかにしてシステマチックに行えるか。そしてイヤな部分をいかにし…
生産者と消費者の断絶を知らしめる映画。
牛、鶏、豚の加工シーンに目がいってしまう本作。
だが、何よりも驚いたのはレタスやトマト、アーモンド、岩塩のシーンだ。
まず、様々な機械が用いられ…
ナレーションやインタビューなしに淡々と食品加工の工場のプロセスが映し出されていく。工場の機械音、労働者の動作量、生き物のか細い鳴き声だけで構成される90分。
つまり、観察映画である。
全てがシステム…
牛、豚、鳥、魚、野菜、きのみ。淡々と映し出される食物の生産工程。解説もナレーションも、従業員の会話に対する字幕も無い。
屠殺場面や機械に乗せられる動物を見て、残酷なことだとか、可哀想だとか思っても…
生活の糧としている食物がどのように生産・加工・処理されているか、
説明的な台詞は一切排除し、映像のみを連ねたドキュメンタリー。
ラストで過剰なまでに洗浄される食肉加工工場は、
何を洗い流そうとしてい…