ゆんぶりっく

デモリションマンのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

デモリションマン(1993年製作の映画)
3.5
赤いセーターを編んで女性にプレゼントする編み物大好きスタローンが観れる本作!
凶悪犯フェニックス逮捕の際に人質を巻き込んでしまい、犯人共々冷凍睡眠の刑に処された主人公スパルタン!
2026年にフェニックスの冷凍睡眠が解除され街で大暴れ!
奴を逮捕出来るのは彼しかいない!
ってなわけでついでに解凍されるスパルタンを演じるのはスタローン!
そして相棒にはサンドラ・ブロック!
敵役にはウェズリー・スナイプス!

殺人犯を細胞など全く劣化せずに冷凍するってそれ罰なんか??
今の体のまま未来に行けるってむしろそれ金払ってでもやりたい人居るレベルだし、犯罪者に行うには絶対適してないでしょ…
案の定凶悪犯復活してるし!!
というそもそもの設定がツッコミどころある本作ですが、いやはやもうして面白い。

ドラックや犯罪そのものがない世界ってのは良いとしても、酒やタバコもなし!音楽も多分無害なものばかりでセックスすらお互い接触なしで頭につけたヘルメットでのVR的な感じ!
快感を得られる脳内セックスって良いかも!と思うけどあの世界ではAVすら無さそうだし、どの道童貞には辛そうな社会。
しかも妊娠は許可制というコミカルに描いては居ますが完全にデストピアと化している未来だなぁ…
私なら間違いなく地下世界に潜ってレジスタンスの仲間入りしてそう。

シュワルツェネッガーが大統領になって博物館までできている事を知らされ悪態をつくスタローンなどギャグは面白い!

設定は大味ですが、期待通りのアクションは観れるので、酒を飲みながら観る頭空っぽムービーとしては最適!
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