ハーネス

デモリションマンのハーネスのレビュー・感想・評価

デモリションマン(1993年製作の映画)
4.5
「警官は暴力の訓練を受けていないんだ!」

犯罪が撲滅された2032年、囚人冷凍刑に処され平和な社会となっていた…が仮釈放審議の為解凍した凶悪犯、フェニックスが脱走!!この平和ボケした連中では想像できないような大暴れを始めた!この自体に対処できるのはフェニックスを逮捕したが多くの犠牲を出したため同じく冷凍されていた「壊し屋」爆弾刑事スパルタンしかいない!!

40年後の未来描写はガジェットやら警察の平和ボケ感やらでアホできて欲しくない感じのボンクラディストピア感がよく表現できている。シュワルツェネッガー大統領、もう別角度のブラックユーモアになってるが。
そして地下組織のモヒカンっぷり!この見た目で善良なのが良い。

スタローン肉弾爆裂デカっぷりは最高。目が覚めてからも皮肉を飛ばしまくり、未来人共にはない暴力と暴言全開で暴れまくる!

敵役のウェズリー・スナイプス演じるフェニックスのハッチャけっぷりもグッド。だが何だそのオーバーオールは。

ボンクラSFだがベタな所はきっちり抑えてるしアクションもユーモア感も中々の良作。
楽しめました。

…で結局、娘は!?

「毒には毒を」
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