キネマ寸評

プロフェシー/恐怖の予言のキネマ寸評のレビュー・感想・評価

プロフェシー/恐怖の予言(1979年製作の映画)
3.9
懐かしい。
日曜洋画劇場だったか。確か。

でっかいネズミの巨大生物の島とか、グリズリーとか、巨大蟻とか。化学薬品とか放射能でなんでもおっきくなっちゃうあの時代。
大好きです。

顔片方溶けてる超デカいクマが若干カワユイ短足でのっしのっしと歩きながら、メカの関係か笑あんまり自由が利かなさそうな腕でバシューンとなんでもぶっ叩いて当然皆んなバラバラに。
寝袋ぶっ叩きのシーンは多分想定以上にバシューンしてしまったんではないかな…。凄いバシューンだった。
夜の霧がかった湖畔の向こうで口に老人咥えてブンブンするシーンは幻想的でした。

中盤で出る本物アライグマの玄関先でヒクヒクと襲撃は強烈だったー、どうやって撮影したんだろ、あのヒクヒク。

脚本は巨大企業の環境汚染批判と、都会的少子化夫婦へのカウンターであり、妊婦汚染物質伏線は下手すりゃモンパニ的な回収を期待したけどその辺りはウヤムヤ。

監督はフランケンハイマーですよ。
何故撮った?
タリア•シャイアがロッキーの2と3の間に出てます。何故出た?
主役の髭面ロバート・フォックスワースは最近ではトランスフォーマーのラチェットですって。
何がいいって、アーマンド・アサンテがピチピチでセクシー、男の僕が言うのもなんだけど。ネイティブの役だけどラテンの血は隠せないよ。
最初から食べられ死相がバリバリ出てるリチャード・ダイサートは二枚舌社長のいい演技します。

ミュータントベアの中の人はニンジャリアンの中の人でした。一応プレデターの中の人でもありますが。ニンジャリアンの中の人だった事の方が僕にとっては重要です。

セットでクマ系や巨大生物系と合わせて観たい、懐かしの動物パニック。
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