キネマ寸評

シャドウ・イン・クラウドのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
4.4
クロエ・グレース・モレッツ
みんな好きだよな。僕も好きだよ。
最近めっきりお子様感が完全に抜けて第二期か三期くらい来たなと思う。
かっこいい。よく見るとちょっと左目が斜視でそれがまたこの人の顔のフックになっているなと気付いた。

B17空中戦、銃座閉じ込め、訳あり特殊任務風味のどんでん返しでグレムリン。
どんだけよ、詰め込みすぎだよ脚本笑
色々入れちゃうの好きよ。搭乗理由が少々難あるが。

グレムリンは「トワイライトゾーン超次元の体験」のジョージ・ミラーエピソードに完全に影響受けてるしリメイクでしょこれ。トワイライトゾーンのルーツ的なストーリーとして観るのも面白い。監督のニュージーランド≒オーストラリア的なリスペクトもあるか?

後半、どんでん返しあたりで
あれぇぇ?
となってこれはもしやフェミ映画か?男尊女卑、スタッフロールの女性航空隊の資料、神々しい授乳、男全然役に立たないなど、監督は女流で納得。
「限界は無い!」

機体裏ボルダリングがかなりなチンサムで全身海老反りながら観ました。
そんな私の姿は隣でスマホyoutube見てたカミさんにはかなり滑稽に映ったでしょう。

それくらい引き込む段取りの上手さ。
ワンシチュエーションからの娯楽作仕立てで女子力に関しても言う、ちょっと凄い監督いるなと久々関心。

ベッケル役どっかで見たなと思ったら、ジュラシック・ワールドの思春期お兄ちゃんザックでした。

クロージングはケイト・ブッシュのHounds of loveで最後まで女子力!
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