オーウェン

サバイバル・オブ・ザ・デッドのオーウェンのレビュー・感想・評価

3.2
前作の「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の作りには失望したが、今作ではまたいつものゾンビが戻ってきた。

ロメロ作品はやはりゾンビがのっそのっそと歩くのが基本動作であると再認識。
舞台は孤島で逃げ場なしだが、ゾンビよりも人間たちのやり取りで次々命を落としていく。

ランド辺りからゾンビの進化は止まることが無いが、車を運転したりするようになっている。中でもゾンビが颯爽と乗馬をしているシーンは笑ってしまった。
馬ということで全体的に西部劇風の物語が加味されている。

爺さん同士のやり取りを最後まで突き詰める辺り、もはや現実の成れの果て。
人肉を貪り喰うゾンビたちの絵柄に妙に納得してしまった。
ロメロは次作でどのような進化をゾンビが遂げるのか。何だかんだいって見ちゃうんだよな(笑)
オーウェン

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