ローリエ

ネメシスのローリエのレビュー・感想・評価

ネメシス(1992年製作の映画)
3.8
その昔「アンダーワールド」の予告編を見て、「ネメシス」のパクリだと声を出してしまった記憶があります。
物語はあちこち場面が飛んで、とてもまとまっているとは言えませんが、及第点。銃撃戦はまるでちょっとした奇跡のように、人が変わったようにキレのある演出で見せます。
日本公開版では悪玉ボスの長官との戦いが丸ごとカットされてしまいましたが、数年前に発売したBlu-rayで見ることが出来るようになりました。いつも通りのアルバート・ピュンに戻って、あまり盛り上がらないバトルでした。
色々なピュンが見れるということで、やはり代表作です。
常連俳優も多彩な表情を見せて好演。悪玉ボスのティム・トマーソン、静かな印象のブライオン・ジェームズ、悪くないケイリー=ヒロユキ・タガワ、いやらしいトム・マシューズと豪華キャストです。

アルバート・ピュンは亡くなってしまいました。もう一度こういう勢いのある作品を作ってもらいたかったですが残念です。