ネメシスの作品情報・感想・評価

「ネメシス」に投稿された感想・評価

評判名高いアルバート・ピュン奇跡の傑作を遂に拝観。ブレードランナーやターミネーターやらどこかで見たようなSF設定で全体的にはユルいのにアクションとなると俄然ビシッと決まったカッコ良さで途端にテンション爆上がりなのはどうだコレは。
ハッタリ効かせまくった大仰な火薬の炸裂具合とやたらと高いところから無闇に飛び降りまくる豪快さがたまらない。銃で床をブチ抜いて逃げるなんて芸当はこの映画が元祖なのか。チョイ役でトーマス・ジェーンが出てたりマックス役のマーレ・ケネディの溌剌とした魅力だったり隅々まで楽しめた。今だと絶対出来ないバランスの映画であろうし映画の虜になったのはこういうタイプの映画だからもう堪らず大好きですね。いやはや面白かった!!
CCC

CCCの感想・評価

4.0
全員怪しいグラサン乱れ撃ち、目ん玉グガギギ、ババアのガッデム、パルクール落ち連発、ターミネーターガシガシ、その他展開のぶっ飛び方含め、感想が語彙力喪失してしまう傑作だった。
いかにも賛否両論ありそうなSFアクション映画

だけど自分は本当に好きな作品

自称"黒澤明"の弟子ことハワイ出身のアルバートピュン監督の集大成にして最高傑作

登場人物の大半がグラサン野郎という某キアヌリーヴス映画を7年早く先取りした設定が素敵

そして何と言っても低予算を感じさせないド迫力の銃撃戦の数々

オープニングからマシンガン、拳銃、ショットガンを乱射しまくるわ壁を機関銃でぶち抜いて敵が現れるわ床を撃ってくり抜いて脱出するわ滅茶苦茶

キチンとストップモーションを駆使したサイボーグバトルシーンも披露されるし本当最高ですね
グラサン野郎どもがバリバリ撃ち合うぜ!!


崖からただ落ちるカットでさえ、「とにかくカッコつけて落ちろ」と注文するものだから、みんなクルクル回りながら落ちたりしなくちゃならない。
そんなカッコマンな監督と言えばそう!
アルバート・ピュンじゃないですか!
ピュンっていう苗字からしてフットワークが軽そうなイメージだと昔から勝手に思っているんですが実際はどんな人だか全然知りません!
(初めて画像検索してみたら、サモ・ハン・キンポーみたいな人で驚き!)

そんなアルバート・ピュンが元キックボクシングのチャンピオンであるオリヴィエ・グラナーを主演に撮った、90年代前半を代表するスタイリッシュなSFアクション。


西暦2027年。世界のハイテク化はとどまる事を知らず、犯罪が増加の一途をたどっていた。
ロス市警のアレックスは女サイボーグをテロリストとして葬ると、謎の一団に追われる。
どうにか撃退はしたものの重症を負ったアレックスは、身体の機械化を更に進めて警察を去った。
その後、リオで麻薬の密売人に身をおとしていたアレックスはロス市警に無理やり引き戻され、かつての恋人が重要な機密を盗んだことを知らされる。
胸に爆弾を仕込まれたアレックスは、渋々ジャワへと向かう。
そこに元恋人のジャードが潜伏しているらしい。
しかし、アレックスを待っていたのは恐るべき陰謀と、過酷な運命であった。
最強のサイボーグ軍団に追われ、はたしてアレックスは世界を救えるのであろうか・・・?!


お話は安い「ターミネーター」。
面倒な過去やら未来やらの要素は捨てて、思いっきりガンファイトのみに絞った、「よく考えたら別にSFじゃなくてもよくね?」な映画です(汗)
でもいーんです!
なぜなら、監督がSFが好きだから!
サイボーグが大好きだから!
(ヴァンダム初期の主演作、タイトルもずばり「サイボーグ」もアルバート・ピュン作品)

主演俳優がキックボクシングのチャンプだった割に格闘アクションは少ないのですが、ソバットでチンピラを倒しまくるシーンもあります。
オリヴィエ・グラナーは身のこなしが素早く、アクション俳優として中々の逸材でしたね。
動きの一つ一つが格好いい。
ただ、主演としては少し華が足りないのが玉に瑕で、出演作品はそれなりにあるのに「ヴァンダムになれなかった男」のまま現在に至ります。

ガンアクションは最高に格好良く、ハンドガンだろうがマシンガンだろうがショットガンだろうがライフルだろうが、撃って撃って撃ちまくり、ドカンドカンと爆発しまくります!
土手から滑り落ちながら二丁拳銃をフルバーストしたり、崖から飛び降りながら撃ったり、腕をクロスさせて撃ったり、射撃という射撃をいちいち格好つけます!
特に有名なのが、敵の猛攻から逃れるために、床を丸く撃って破壊、それを繰り返して建物何階分も一瞬で落ちて移動する場面!
後に、「アンダーワールド」でもケイト・ベッキンセールが同じように床を撃ち抜いてパクってましたね。
でも、サイボーグじゃなかったら、あんなに落ちたら死ぬので、このアクション撮りたいがためにSF設定にしたんじゃないかと勘ぐりたくなります(苦笑)

そんなわけで、ロケーションが市街地からジャングルなど目まぐるしく変わったり、特異なガンアクションに関しては「センスがある」と、すこぶる評価されている映画でありますが、その他の要素はソコソコ、もしくはダメダメなのでした。
まず、単純な話なのに説明もないまま序盤でいきなりド派手な銃撃戦を長く見せてしまうのもあって、誰と誰が戦っているのか?等が若干わかりにくくなってしまっています。
アクションで惹きつけたいのは分かりますが、そこから本題に入るまでに主人公があっち行ったりこっち行ったりとフラフラしすぎ。

登場人物も無駄に多い。
大半はいつの間にか死んでいる輩なので、もっとタイトに絞っても良いかと。
途中で出てくるガラクタ婆さんの方が主要キャラより目立ってしまうほどです。
この婆さん、お話には全く関係ないのにいきなり登場、高圧的に絡んできたサイボーグを後ろから撃って破壊しちゃいます!
決め台詞は「これでおまえさんこそガラクタだよ!」
この婆さん最高なんですけれど、時間にして2分ぐらいしか出ていないのに、ちょい役のトーマス・ジェーンやジャッキー・アール・ヘイリーより印象に残るのも考えものじゃないのか(汗)

また、主人公が強いのか弱いのかよく分からないんですよね。
殺人テクニックでは右に出る者がいないと自分で言っちゃっているようなキャラクターなのですが、たしかに雑魚相手なら無双、でも
ピンチに陥るのも多すぎです。
数的不利だったり、不意をつかれたり、状況は様々ながら普通に何回殺されているのか分からんですよ(汗)
導入部からして既に瀕死ですからね。
まぁ、もしかしたら、サイボーグだから再生して復活!というパターンを繰り返して、「簡単には死なないタフな戦士」を強調したかったのかな?

この後シリーズ化され、それなりに評価された本作。
しかし、未だに日本ではDVD化もされておらず、半ば忘れ去られてしまっております。
しかし、「ターミネーター」の影響を色濃く受けながらも、主眼を「いかに格好良く銃を撃ち合うか」においたのはエポックメイキングだったのではないでしょうか(香港映画ならジョン・ウーという偉大な先人がいましたが)。
ビジュアル的にも、しつこいぐらいに登場人物たちが黒いサングラスをかけ、パリッとしたスーツやコート姿で様々な銃器をビシッと構えて大量の弾丸を撃ち込むスタイルは、まるで後の「マトリックス」。
特に敵サイボーグ軍団の連中は、その所作や佇まいからして間違いなく「マトリックス」のエージェントに影響を与えていると思います。
「マトリックス」は90年代の最後に作られ、ゼロ年代を代表するスタイリッシュアクションシリーズとなったわけですが、本作は80年代の要素を汲み取って進化させ、ゼロ年代への橋渡しとなった重要な作品と言えるでしょう。

・・・とか何とか言いながら、ビデオがレンタルされた当時借りて観た時は大して面白いとも思えず、「ターミネーター」のパクリぐらいにしか覚えていなかったのですけれど、25年ぶりぐらいに鑑賞してみるとアクション的に見応えがあって満足できました。
(ちなみに日本公開版はラストが変更されているらしいです)


アルバート・ピュンは、この後もサイボーグが出てくるSFアクションを中心に多彩なローバジェットのB級映画を量産しますが、出来の悪い脚本で鳴かず飛ばずのB級スターを再利用する職人的監督に落ち着いてしまった感があって残念無念。
そういえば、昔レンタルして観たけれど記憶の中に封印するほど酷かった「キャプテンアメリカ/帝国の野望」の監督もアルバート・ピュンでした!
いまとなっては、もはやMCUに彼が入りこむ余地は微塵にもないのが切ないですね・・・(涙)


レンタルビデオ、某動画サイトにて
LD所有

サイボーグが人類を支配せんと戦いを挑んでくるって、今まで何億回も繰り返されてきたアレな話☆

冒頭からロングコートにグラサン、二挺拳銃でテロリスト狩りをしているロス市警のはぐれ刑事・アレックス。そんな彼がひょんなことからサイボーグに狙われ続け、成り行き上やむ無くこの争いに深く関わることになるわけです。

殺人技術の高さを買われて″ハマーヘッド″なる対サイボーグ組織に見初められたアレックスくん、瀕死の重症を負っても機械化して復活してくる様を見られて、
「オメーもほぼサイボーグじゃねーか!なら、こっちの味方になれよ!!」
ってサイボーグにツッコまれる始末。
「オメーらと一緒にすんじゃねー!!」
と二挺拳銃から繰り出す弾幕の嵐をぶちかますという″アレックス流高殺人スキル″全開で返答する、言葉より行動で示すタイプのアレックス。

そんな銃が体の一部になっている彼ですが以外と体術にも長けていて、華麗なローリングソバットをタタタンと決めて四人の屈強な男をノックアウトしていました。シビレます。

そんなアレックス、アレックス、アレックス!一本やりな彼の魅力以外ウリの無い作品かと言えばさにあらず、本作のハイライトは別にありました。
郊外をヨタヨタと歩くおばあちゃんに
「ガラクタばばあ、答えろ!やつ(アレックス)はどこだ?見たんだろ?」とからむサイボーグ。こんなばばあに聞いてもしゃあないわと引き返すサイボーグの背中に、トートバッグからヨッコイショとハンドガンを取り出し躊躇なく弾丸をお見舞いするおばあちゃん!
「撃つな、撃たないでくれ」と哀願するサイボーグに追撃ちの5発、そしてキメ台詞
「これでお前さんこそガラクタだ」
そして「物騒な町になった」と背中で語りながら杖を拾って去って行く・・・
一部始終を目撃したアレックスくんも「頼もしい限りだ」と苦笑い。
サイコーです☆

設定やストーリーはさておき(正直分かりにくいし、中途半端な終わり方します)、90年代弾薬爆発モリモリアクション映画としてオススメな一本(* ̄ー ̄)☆
Bitdemonz

Bitdemonzの感想・評価

2.5
アクションのキレが良かったけども内容が今ひとつだったような記憶。
Mouki

Moukiの感想・評価

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記録

このB級感が好き。
タイトルも好き。
DVDないかな~。
ナギー

ナギーの感想・評価

3.8
当時見た記憶を元に書いています。え!ここで終わる!?という衝撃のエンディングとターミネーター焼き直し感満載のSF描写で正直残念な映画なんですが、それを補って余りある主人公の格好良さ。身体のキレが凄いです。当時中学生だった自分は主人公のあまりの格好良さに何度もビデオレンタルしました。監督はアルバート・ピュン。ヴァンダムのサイボーグの監督です。また見たいのですが残念ながらVHS, LDのみとの事、、、

後日、続編が制作されましたが、まさかの主人公キャスト変更。ムキムキマッチョな女優に変わっておりトホホな結果に。
●'92 12/23試写会
(一般公開: '92 12/26~)
配給: ギャガ
提供: パイオニアLDC/ギャガ
ワイド(ビスタ)
DOLBY SR
'92 12/23 13:30~ パンセホールにて観賞
フィルム上映
たぶんモノラル
パンフなし

同時上映:
「インターセプター」