このレビューはネタバレを含みます
ぶっ刺さった、サイコー
終始不気味な雰囲気。
「コイツ人じゃねぇ…」って思いながら観てたら本当に人じゃなかったよw
全体的にも、特にラストのやり取りでも、人間の倫理観への挑戦のように思えた。
人間が神の創造物なのであれば、なぜこんな風に作ったのだろうか。なぜ欲望と理性を併せ持もたせたのか。
欲望を理性で抑えるためにもがき続けるのがいいのか。理性の手綱を緩め、罪悪感から開放されることの何が悪いのか。
あの応酬はこれからも際限なく続くんだろう。映画の中の世界でも。悪魔はいない私達の現実世界でも。
あと、音の使い方が良かった。環境音や効果音の配置、ミルトンが現れるときの不気味な音楽。イヤホンやヘッドホン推奨。