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夜よ、さようならのDWのレビュー・感想・評価

夜よ、さようなら(1979年製作の映画)
3.5
■幼稚なヒモが「俺にも感情がある」と言うけど、それは感情ではなく腐ったドーパミンだと思う。

SM趣味の男が言う。
「苦しめば苦しむほど、それだけ君は金持ちになる」
残念ながら、品性だけが、金では買えない。
世の中には金で買えないものが、一つだけある。

人の感情を逆撫ですることがダニエル・デュヴァル監督の目的なら、この映画はかなり成功している。お見事。

主演のミウ=ミウはセザール賞の受賞を拒否。
この映画の中で、彼女は女性として扱われなかったし、描かれもしなかった。
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