ゴン吉

ある愛の詩のゴン吉のレビュー・感想・評価

ある愛の詩(1970年製作の映画)
4.1
大学生の男女の愛の行方を描いた純愛ドラマ。
原作はエリック・シーガルの小説。
ライアン・オニールとアリ・マッグローが共演。

ハーバード大学に通う大富豪のバレット家の御曹子オリバー(ライアン・オニール)は、大学の図書館で司書をしていた女学生ジェニー(アリ・マッグロー)と出会い、恋に落ちる。
やがてオリバーは父の反対を押し切って親子の縁を切り、一方、ジェニーは夢だったパリへの音楽留学をやめて二人は学生結婚する。
貧しくも幸せな日々を送っていたが、オリバーが漸くロースクールを卒業して大手弁護士事務所に弁護士として就職し、お金にも不自由しない生活が始まるが、子供がなかなかできない…

オープニングは「彼女は25歳… 美しく聡明で モーツァルトとバッハを愛した ビートルズを そして僕を」で始まる。
勝気な二人が口論をしながらも、お互いを心から愛している姿が微笑ましい。
お姫様抱っこして「新居に入る儀式」が素敵で、二人の仲が「永遠に」新婚さんなのがいいですね。「ホホホ」。
喧嘩別れしていても父親の愛も不滅です。
フランシス・レイによる有名な主題曲が美しくも物悲しく心に響きます♪
本作品を観ると、哀愁が漂う旋律の主題曲に納得です。
本当に美しくも切ない愛の物語で、心から愛し合っていた二人に衝撃の結末が待っています。
「愛とは 決して後悔しないことです」
"Love means never having to say you're sorry"  

2023.1 NHK BSP で鑑賞(字幕:桜井文)   
第43回 アカデミー賞で作曲賞を受賞 (1971年)  
第28回 ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀作曲賞を受賞(1971年)
ゴン吉

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