リュウセイ

忠臣蔵 櫻花の巻菊花の巻のリュウセイのレビュー・感想・評価

忠臣蔵 櫻花の巻菊花の巻(1959年製作の映画)
3.0
[櫻花の巻]松の廊下における浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷沙汰に至る経緯を、中村錦之助や進藤英太郎の演技合戦を始め、赤穂浪士の城を明け渡すまでの葛藤を東映オールスターキャストが丁寧に描いてて、当時の美術も含め見てるだけで満足できる内容です。

[菊花の巻]片岡千恵蔵演じる大石内蔵助の放蕩三昧の演技が光り、美空ひばりのスパイ役も見どころで、クライマックスの赤穂四十七士の討入りを豪華なキャストで重厚に描いてます。長時間ですが、忠臣蔵の入門としてお薦めできる一本です。
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