このレビューはネタバレを含みます
荒廃した人間の世界で生きる人形たち。
最初に出会う2が物知りおじいさんで、顔なんて同じような造りなのに可愛らしい。
9が手に入れた謎の器械を狙われて、バケモノロボットに投げ飛ばされる2がかわいそう。傷つけられても9を守ろうとするの泣ける。
倒れた9を助ける5は片目でなんか医者っぽい。
施設の長みたいな1が従える門番みたいな8。
5は人間とマシンの戦争に巻き込まれて目をなくしたと判明。
外は危険だと協力して生きてきた。その戦争の生き残りがバケモノロボットいわゆるビーストだった。
6は絵師みたい。ビーストが奪って行ったものを何枚も描く。
2を救うために5と共に行った先で7と出会う。女戦士みたいな感じで勇敢。
ビーストに奪われた器械が落ちているのを見つけ、側のマシンにはめると周りがやめろの雰囲気に。2の魂みたいなのが吸われる。
マシンなのに意思があるみたいな動きする。
3と4でてこないなと思ったら、双子で出てきた!好奇心旺盛な子で可愛い。
双子の隠れていた建物から、戦争の武器としてのマシンだったのに、反乱を起こされて人間は滅亡したとわかる。
ディズニーのウィッシュを思い出した。
長が安全を確立していた場所を反乱分子となる主人公が正義のために壊す、みたいな。
お互いがお互いのもつ正義のためなのに、分かり合うことはない的なね。
築き上げてきた場所をマシンの攻撃により失った1。喪失感すごそう。
ところで7が刺されたが痛覚はあるんだろうか?
磁石を頭にかざしてふーふーいってる8怖いんだが?麻薬的な扱いなんか?何かと交信してるの?
8をマシンが改造したであろう2を使って気絶?洗脳?させていただろうシーンから、マシンがいかに高い頭脳を持っているかがわかる。
同じように洗脳されそうになった1は助けたものの7が連れ去られてしまった。
スキャンすることで力の養分的なので強くなるんか??
なにかと賢く身軽に戦っていく7好き。多分強い女性が好きなだけだけど。
オイルで建物ごと燃やすことで一段落。
みんなでレコードを聴くシーンが良いけど、嵐の前の静けさ感が否めない。
と思ってたら焼け跡からマシンの姿が。やっぱりな。
レコードがかかっていて音がちょっと曇っててるシーンが好きだった。
何かと感覚派な6。魂的なのが中に取り込まれたことを理解。
隠された部屋にソースの秘密があると言い残しマシンに吸い込まれた。
え、これ無事にハッピーエンドになってくれる?
6の言ってた隠された部屋に行くと、ホログラムで博士の知能がそのまま活かされていることがわかる。
ただ、人間の心がないと。9体の人形が博士の心の分身。
だから頭良さそうだったんだ。
マシンは心を手に入れようとして、この人形たちを襲ってたんだ。納得。
多くの犠牲の1人だ、とかなんとか言って2を外に出させていた1なのに、最後には誰かが犠牲にならなくてはと言って9を庇うの泣けるだろ。
なんか7と9が恋仲になりそうな雰囲気あってハラハラする笑
マシンから器械を剥がし模様を押すと、吸い込まれたはずの6や8やらがホログラム化して、サークルにある自分の数字の前へ。
え、あ、成仏ですか。てっきりゾンビ的に復活してくれるのかと...
残された4人がもう家族やん。夫婦と双子の子供みたいに見えるわ。一緒に幸せになってくれ。
エンドロールの始まり方、かっこいい。
設定やら絵柄がかなり好きだった。